ゾラニ・テテ(1)

ゾラニ・テテ

誰と戦ってもやりにくいですね。(ゾラニ・テテ)

(テテのTシャツの写真について)これは南アフリカのニック・デュランという有名なトレーナーですね。テテは彼に指導を受けたことがあるのですけど最近亡くなったのですね。それを喪に服してシャツを着ているのです。金髪で長髪で押しが強く選手に喝を入れて勝たせる、そういったトレーナーでした。

まあ身長差はありますけど同じ体重ですから挑戦者はがっちりしている。アルキメデスの原理で排除した水の量だけがその重みになる。だからお互いお風呂に入ったら53.5kgの水が出るのです。(ゾラニ・テテvsビラヌエバ)

サウスポーの選手はこの左アッパーのパンチを見て習得すると良いですね。サウスポーがマスターすると本当に武器になります。(テテvsバトラー)

(テテのKOした左アッパーに対して)すごいアッパーですね。今年エキサイトマッチで放送した試合の中でベストノックアウトパンチですよ。(テテvsバトラー)

12ラウンドっていうのは短いようで長い、長いようで短いのです。だからある程度2~3通りの作戦をもって試すことが出来ますよね。最初の4ラウンド全然ポイント取れない、じゃあプランBでいこう。そういう切り替えるだけの引出しがいるんですよね。(テテvsバトラー)

ただこの指示の与え方(大きな身振りで作戦を指示する陣営)は良くない。これはジムで教える時のインストラクション。ここまで相手に見えるような形でやるべきではないですよ。(テテvsバトラー)

かつてパナマのイラリオ・サパタという長身のサウスポーがいましたけど、あれも右ジャブがうるさかったですね。(テテvsバトラー)

ジャブが一種のレーダーみたいなもので相手との距離を測るのです。(ゾラニ・テテ)

テテのジャブがうるさいですね。(テテvsバトラー)

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