カルロス・オルチス(1)

カルロス・オルチス

プエルトリコの選手はやっぱり左フックが強いですね。パンチをためて当てて振りきる。エドウィン・ロサリオであり、カルロス・オルチスであり、トリニダード、トリニダードなんて左フッカーですよ。ああいう良い打ち方の伝統がありますよね。

ここでちょっと面白いことを、サウスポー殺しが上手かったオーソドックスの選手、まずカルロス・オルチスvs小坂照男、それから最近では内山高志vs三浦隆司、あの時は右手を痛めていたらしいのですけど、左左左で当てましたよね。

これまでボクシングを観てきてサウスポー対策が上手いなと思ったのは元世界ライト級チャンピオンのカルロス・オルチス、それからソット・チタラダ、チタラダは右でも左でも自在にジャブを当てたのです。アルゲリョも上手かったですよ。(ブルックvsギャバン)

かつて日本フェザー級王者の高山一夫さんがプエルトリコの世界ライト級王者カルロス・オルチスと戦った1ラウンド目のオルチスのジャブついて左フックがまあものすごく強かった。普通の当時の日本の選手の左リードじゃないのです。非常にパワフルで空振りでも迫力あったですね。

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