子供の頃からボクシングしててトーマス・ハーンズの場合は膝にバネがありますよね。フットワークがありますよ。だからフンドラは言葉悪いけど「かかし」です。立っているだけ。膝のバネをもっと使わないと。(フンドラvsオカンポ)
チャーロというのは見ていて非常に迫力があってスリルがある選手ですね。かつてのトーマス・ハーンズを彷彿させる1発の威力がありますよね。この選手の試合を見るのは楽しみですね。(ジャーマル・チャーロ)
1980年代に黒人選手が強かったですよね。ハグラーでありハーンズでありレナードであり。ああいった黒人選手の強さ、1発のパンチの強さ、瞬発力、そういうのを彷彿とさせる選手ですね。(ジャーメル・チャーロ)
トーマス・ハーンズが手が長くてウェルター級なのにリーチが199cmあったのですよ。ただそのリーチを生かす長いストレートを打つかどうかですよ。結局腕を折りたたんでショートのパンチで勝負する長身選手もいますからね。(ディレルvsウスカテギ)
ハーンズという選手を振り返ると接近戦でのディフェンスに問題があった。デトロイトスタイルといって左手を下げる。だからアイラン・バークレーに2度敗れた。それと強気でしょう。だから打ち合ったらいけない距離で打ち合って倒されたりしましたね。(トーマス・ハーンズ)
ハーンズの良さというのは左の強さと速さですよ。本当に矢が飛んでくるみたいなジャブが速くて強かったですよ。ジャブが普通の選手の右ストレートくらい強かったです。(トーマス・ハーンズ)
ウェルターを獲ってミドルも獲ったのは歴史上それほど例が無いのです。シュガー・レイ・ロビンソン、カーメン・バシリオ、エミール・グリフィス、シュガー・レイ・レナード、ロベルト・デュラン、トーマス・ハーンズ、フェリックス・トリニダード、オスカー・デ・ラ・ホーヤ。名王者ばかりです。
コバレフのアイドルというか手本というのはトーマス・ハーンズらしいですね。トレーナーが身長があって瘦せぎすだからハーンズのようなボクシングをしろと教えたらしいのです。そういえばハーンズらしいボクシングしますよね。(セルゲイ・コバレフ)