■世界のこと(7)

■世界のこと

アルゼンチンの選手というのはだいたいブロッキングが上手いですね。それから海外に出て試合をするため守りが堅くて決め手を持っていますね。海外でも勝てるようなボクシング、そういうボクシングを仕上げてきますね。(セルビーvsバロス)

カナダ人のボクシング人口ってやはり限定されるのです。そこでジャマイカとかルーマニアとかコロンビアとかハイチとかそういうところからの輸入選手を受け入れて国際舞台しているんですね。それも1つのあり方だと思いますね。

ポーランド出身の世界チャンピオンは重量級で良い選手が出ているのですね。ダリウス・ミハエルゾウスキー、トマシュ・アダメク、クシシュトフ・ヴウォダルチク、そしてこのクシシュトフ・グウォヴァツキなのです。

判定の傾向というのは昔から伝統的にあるのですよ。ニューヨークやフィラデルフィアは技術思考なのです。ロサンゼルスやラスベガスはアグレシッブ重視なのです。(R・ゴンサレスvsシーサケット)

プエルトリコは四国の半分の大きさで、人口も400万弱で東京の1/3よりも少ない。ところが野球選手とボクサー、スポーツはこの2つ限定なのです。だから良い選手が次から次に出てくるのです。

メキシカンのスイッチというのはいわばシフトで、サウスポーで戦いパンチを出すというよりは、相手との距離を空けるために前の足を後ろに持ってきて相手との間合いを取る。それですぐサイドに動いて元に戻る。日本でいうスイッチとはちょっと違うのです。

(イギリスは)今みたいにクロラのパンチ当たっていないですけど観客騒ぎますからね。(リナレスvsクロラ)

ホームタウンがリバプールと書いてありますね。リバプール生まれの人をリバプーリアンと言いますね。東京都民を何というか知ってますか?Tokyoite。東京の後ろに「ite」がつくのです。

ウェールズの選手というのはラグビーと同じで前に前に出てくるのですよ。(テリー・フラナガン)

イギリスから3階級制覇した選手は、ボブ・フィッシモンズ、1890年台から1900年台初めにかけてミドル、ヘビー、ライトヘビー、これが史上初の3階級制覇。次がデューク・マッケンジー、これはフライ、バンタム、スーパーバンタム、1980年台後半から90年台にかけてです。以上2人ですね。

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