この選手は基本的には突貫ファイターなのです。打ち込んで行って自分の強打で屈服させるようなファイターボクシングなのです。(オスカル・バルデス)
バルデスは自分が思うほど防御勘はよくないのです。だからちょっと過信するのでしょうね。(オスカル・バルデス)
バルデスがセルバニアより何が優っているかというと、左のリード、フットワーク、それから連打の回転の速さです。(バルデスvsセルバニア)
セルバニアにとっても井上選手とのスパーリングは良いトレーニングになっていると思いますね。(バルデスvsセルバニア)
井上尚弥選手のスパーリングパートナーを私がフィリピンから呼んでいるのですけど井上選手が強過ぎてなかなか良いスパーリングの相手にならないのですよ。ところがこのセルバニアは井上に対して良いスパーリングしているらしいですね。(バルデスvsセルバニア)
今右にいるのがフランク・エスピノサマネージャーなのです。マネージャーといいながらスポンサーなのですけど、良い選手だけマネージして世界チャンピオンにしている。それでトップランクなんかとプロモートするのです。(オスカル・バルデス)
カシミジムに移籍した選手はみんな強くなるのですね。それはフィリピンに比べロードワークの量が違う、非常に走らされてスタミナが付く。持っている素質にそれが開花するというのがありますね。会長もうるさいですしね。(バルデスvsセルバニア)
最初の2ラウンドなぜジャブを出さなかったかというと打ち終わりを狙われる、右のクロスをかぶされる危険性がある、そういう危険性がある。そういう時それを察知したら、なまじジャブを出さない方が良い場合があるのです。それは戦っている選手が判断しないといけないのです。(バルデスvs大沢)
普通左フックというのは右のガードを上げているとブロックできると思うでしょ。メキシカンの左フックはその間を入ってくるのです。リカルド・ロペスがロッキー・リンを倒したような、ロッキー・リンがブロックしているのに間を入ってきたのです。だから軌道を変えるのですね。(バルデスvs大沢)
一説によるとこのオスカル・バルデスというのは将来のドル箱スターで、カネロ・アルバレスに続くスター候補なんですけど、オスカル・バルデスを売り出すためにあえてセミファイナルに持ってきたのです。(バルデスvs大沢)