ホセ・ウスカテギ(1)

ホセ・ウスカテギ

トーマス・ハーンズが手が長くてウェルター級なのにリーチが199cmあったのですよ。ただそのリーチを生かす長いストレートを打つかどうかですよ。結局腕を折りたたんでショートのパンチで勝負する長身選手もいますからね。(ディレルvsウスカテギ)

ベネズエラの選手はだいたい技術志向、テクニシャンが多いのです。ところがメキシコのティファナでずっと居住していてメキシカン的なアグレッシブさ、攻撃的な面も鍛えあげてますね。(ホセ・ウスカテギ)

ウスカテギがくにゃくにゃするでしょう。あれが良いのです。自分を動く標的にするわけです。顎のポイントをちょっと揺るだけでも相手は打ちにくいのです。なぜかと言うと選手は常に顎の先端をピンポイントで打とうとする。だから顎の先端が動くと当てにくくなるのです。

ただウスカテギが上手いのは良いパンチくらったらすぐ前に出て身体を相手に寄せましたよね。これ大事な事なんです。後ろ下がったら相手は追いかけてきて次のパンチくいますからね。(コロボフvsウスカテギ)

どうしても力むとクロス気味になって、一旦円弧をえがく様に肘が外に出るのですよ。むしろそういうパンチは相手は避けられるのです。さっきみたいなまっすぐパンチを出すと当たるのです。(コロボフvsウスカテギ)

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