オマール・フィゲロア(1)

オマール・フィゲロア

こういうスイッチヒッターを攻め落とすコツがあるのです。身体の中心の正中線というのがあるのですが、鼻であり、口であり、へそであり、そこは動いていないのですよ。だからそこを攻めることですよ。ボディー打つんだったら脇腹よりみぞおちを打つべきなのです。(フィゲロアvsリピネッツ)

えてしてそういう納得するくらいにトレーニングするとオーバーワークだったりするのです。練習量というのはだから難しいのですよ。(フィゲロアvsリピネッツ)

フィゲロアは手数は出るんですけどパンチは軽いですよね。(オマール・フィゲロア)

まあ兄弟揃ってプリティーボーイでなかなかハンサムですよ。それでまたやるボクシングがまあ好戦的。普通右ストレート打ったらガードに一旦戻るじゃないですか。手を出したまま自分の足を前に出してスイッチしてそれで打ち続ける。打って打って打ちまくる。(オマール・フィゲロア)

パンテリータ(Pantherita)というニックネームを持っているラテン系の選手結構多いのですけど、パンテル(panthera)はパンサーで豹ですよ。それの「ita」ていうのは縮小時で「若き豹」あるいは「小型の豹」なんです。(オマール・フィゲロア)

このフィゲロアというのは可愛い顔しているでしょう。プレイボーイなのです。本当はもっと強い選手にもっとスーパースターにならないといけないのですが、ちょっと遊びすぎて伸び悩んでいるのです。(オマール・フィゲロア)

メキシコ系の選手は接近戦で肩をちょっと引くのですよ。それでたくしこんでウェイトの乗った大きいパンチを打つのです。日本の選手は接近するとショートパンチに切り替えるでしょう。ところが向こうの選手は肩を引いて隙間を作ってガンと左アッパーを持っていったりしますね。(ウガスvsフィゲロア)

去年の年間最高試合の次点。荒川選手のファイティングスピリットと健闘をアメリカの記者が高く評価していて、「荒川凄い」とリングマガジンに書かれているんです。(フィゲロアvs荒川)

ある意味歴史的な試合ですよ。日本のジムに所属する両者がラスベガスで、メキシカンなんかはありますが、そして勝ったほうがライト級(フィゲロア)の次の挑戦者となる。実力者同士ですから良い試合になると思います。(リナレスvs荒川)

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