セバスチャン・フンドラ(2)

セバスチャン・フンドラ

かつて世界バンタム級チャンピオンで身長が180cmあったパナマ・アル・ブラウンという長身選手、それがやっぱり接近戦が上手かった。身体引っ付けて打つとパナマ・アル・ブラウンの方が当てるの上手かったのですよ。(フンドラvsルビン)

パンチのある選手は1秒の何分の1かのタイミングで瞬間的にちょっとシフトウェイト、体重を落としてそれでガチンともっていくのです。そしたらパンチが効くのですね。(フンドラvsルビン)

日本のトレーナーだったら腰を落とせと言うのですよ。背の高い選手に。棒立ちだから相手のパンチをくったら吹っ飛んでしまうから。アメリカのトレーナーはあまり腰落とせとは言わないのです。背の高さ、頭の位置の高さというのを利用するのです。だからハーンズも腰高、フンドラなんかも腰高なのです。

頭の固いトレーナーだったらフンドラに対してもっとリーチ使えとジャブストレート使えと言うと思いますけど、そうすると面白くないですよね。ところがこういう無謀なくらい接近戦を打ち合っていく、ショートで連打するという、だから面白いのですよね。(セバスチャン・フンドラ)

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