晩年のタイソンは伝記を読むとそれほどしっかり練習をしなかったみたいで、だからああいう終わり方をしたのでしょうけど、今回は結構トレーニングに励んだらしいですね。(タイソンvsジョーンズ)
1986年から1989年の約4年弱ですね。タイソンの日本代理人を務めたのですけど、タイソンというのは非常にナイーブで、子供から大人になる過程で私は接触したのです。ナイスガイだったですよ、その代わりバッドボーイの面もありました。(マイク・タイソン)
エキシビジョンなんですけど私の想像するシナリオはお互いにパンチを交換しあってそのうちタイソンの左フックが炸裂するとロイ・ジョーンズが足にきてそれでレフリーがそこでストップ。それは今度はタイソンvsホリフィールドのリベンジエキシビジョンにつながるのです。(タイソンvsジョーンズ)
トレーニング風景がSNSで流れたのですけど非常にパワフルでスピードがあって調子が良い。それでこういう時期ですからエキシビジョンマッチが組まれたのですよ。(タイソンvsジョーンズ)
身長の低い選手が一概に不利とも言えないのです。入ってしまえば背の高いリーチの長い選手は腕を折りたたむのに苦労するわけですよ。そこを打つことができますね。マイク・タイソンがその好例ですね。
かつて20世紀の初めにサム・ランフォードという小柄だけれどものすごく強い選手がいたのですよ。無冠の帝王と言われた。その再来がマイク・タイソンではあるのですけど、このデュボアのプロポーションがサム・ランフォードに似てます。(ダニエル・デュボア)
マイク・タイソンが全盛期におでこの端にパンチを打って相手をノックアウトしたのです。あんなところ打っても効くのかと思ったのですが、あれは回転加速度というのが頭にかかるらしいのです。それで急激な脳震盪がおこる。必ずしも急所でなくてもパンチのある選手はそれを生み出すパワーがあるのです。
ちなみにチケットの価格がこれまでで1番高かったのはルイスvsタイソンで2500ドルですよ。だから1万ドルというのはそれの4倍ですよ。(メイウェザーvsパッキャオ)
日本のトレーナーは「おまえは小柄でファイタータイプだから身体振って入れ入れ」ってそういうボクシングをするのです。アメリカのトレーナーは小柄のタイプ例えばタイソンのようなタイプでもジャブから入らせるのですね。
初戦でブラッドリーは足首を痛めたのです。なぜかと言うとソックスを履かなかったのです。マイクタイソンが「ソックスを履かない方がキャンパスを直に踏めるから感触が良いんだ」と言ってタイソンのマネしたら自分の足首痛めてしまったんですね。(ブラッドリーvsパッキャオ)
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