ギジェルモ・リゴンドー (3)

ギジェルモ・リゴンドー

ロマチェンコの上手さとリゴンドーの上手さといったら違うでしょう。ロマチェンコの方が運動量が多いですよね。フットワークでかわして左へ行き、右に行き、ボディワークを使って。ところがリゴンドーはやはり見切りなのですよ。目で捌いてしまうのですね。もう最小限の動きで捌いてしまうのです

リゴンドーのボクシング哲学はね、ここで効いているから追い上げて倒してしまおう、試合を終わらせようというのではないですね。また次のチャンスで単発で強打を決めればいい、無理する必要はないというボクシングですね。(ギジェルモ・リゴンドー)

リゴンドーには噂があって現在39歳でしょう。4、5歳上じゃないかという、その戸籍のなんかが疑惑がある。まあそれは単なる噂なのでしょうけど。(ギジェルモ・リゴンドー)

ああこれねキューバの世界チャンピオン、キッド・チョコレートこれも速くて強かったのですよ。キッド・ギャビランはボロパンチといってショートのアッパーカット。それでホセ・ナポレスはメキシコに移住しましたけどヘッドスリップが上手かったですよね。シュガー・ラモスは日本来て関光徳さんと戦った。本当に強かったですよね。

リゴンドーというのはみんな実力、技術力、テクニックの高さを認めるのですけど、決して人気のある選手では無いのですよ。省エネボクシングでしょう。(ギジェルモ・リゴンドー)

オリンピックでもシドニーオリンピック、アテネオリンピック、ともにバンタム級で金メダルを取っているのですね。まあアマチュア時代の戦績はすごいですよ。475戦して12敗しかしていないのです。(ギジェルモ・リゴンドー)

カシメロは彼の技術があの程度だとしても攻めようそして戦おうとしていたのです。それを評価したら私は勝ち負けつけるんだったらカシメロの方が勝者だと思いますけどね。(カシメロvsリゴンドー)

プロボクシングですからね、お客さんからあるいは視聴者からお金を取って見せるというプロスポーツですから、リゴンドーの姿勢というのはこれで良いのかなという疑問を持ちましたよね。(カシメロvsリゴンドー)

ボクサーの下半身というのは3つのバネがあるのです。腰のバネ、膝のバネ、足首のバネ。みんな足首のバネってあまり言わないのですけど、リゴンドーの場合は足首のバネを生かしてサイドへサイドへサークリング。だからフットワークというよりステップワークですよ。(ギジェルモ・リゴンドー)

追っている方にポイントか、逃げている方にポイントか、傾向としてやはり前に出て追っている方がポイントいきますよ。ロマチェンコとロペスの時にロマチェンコとしては捌いているつもりで当てさせてはいないけど前に出て追っている方にポイントがいってましたよね。(カシメロvsリゴンドー)

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