私はこの試合やはりプロスポーツでスペクタルなのでもう少し見せて欲しかった。だからブルックのトレーナーは「ぶるった」。(ゴロフキンvsブルック)
かつての名王者ジャック・デンプシーが言ったのです。偉大な王者になるために、強烈なパンチ力と、相手のパンチを受けとめるタフネス。だから打たれ弱い名王者はいないのです。打たれ強さというのが名王者の条件なのです。(ゴロフキンvsブルック)
会ってみるとわかりますけどゴロフキンの身体は胸の厚みがあるのです。(ゲンナジー・ゴロフキン)
挑戦者はベストコンディションつくってチャンピオンから世界タイトル獲ろうとしてくるわけですよ。それに勝つだけでも大変。KO防衛するのも大変。それを17連続というのはとてつもない大記録ですよ。ウィルフレド・ゴメスという怪物に迫る男が出てきたのが驚異なのです。(ゲンナジー・ゴロフキン)
「ちょっとよく聞いてください。ゴロフキンですけどあまりの強さに相手が「げんなり」して「ころぶきん」(小泉)」。「はい、ありがとうございました(高柳アナ)」
今までのボクシングは打たせずに打つ、これが理想だったのです。最近は1段階上で打たせて仕留めるというパターンを持つ選手もいるのです。ゴロフキンがそう、ドネアも当てさせて打つ上手さがあるでしょう。でもこういう倒し方は将来的に危険なのです。だからやっぱり打たせずに打つのです。
(ダウンの確認を何度もするレフリーに対して)ちょっと時間与えすぎだよね、あれ。(ゴロフキンvsウェイド)
倒しにかかってくると少々のパンチを打たせるのです。あれがゴロフキンの悪いところでもあり、特徴でもあるのです。(ゲンナジー・ゴロフキン)
(笑顔で入場するゴロフキンについて)いやあ、高柳さん、負ける危険性があるんだったら誰だって緊張するんですよ。ところが勝ち続けている選手というのは仮面をかぶるんです。その仮面が定着するのです。危うい時になったら不安はあるのですよ。それを良い方向にもっていっているのです。
17連続KO防衛のウィルフレド・ゴメスの記録なんか誰も近づけないと思っていたらゴロフキンがもうやぶろうとしているのです。記録はやぶられるためにあると言いますけど、15連続KOは凄いですよ。(ゲンナジー・ゴロフキン)