ゲンナジー・ゴロフキン(3)

ゲンナジー・ゴロフキン

ゴロフキンがGGG「Gennady Great Golovkin」でしょう。このダニエル・デュボアはDDD「Daniel Dynamite Dubois」なのです。(ダニエル・デュボア)

ゴロフキンvsカネロみたいな強打戦も面白いですが、このような技術戦、テクニシャン同士の戦いというのもボクシングの面白さですね。途中の展開でコーチ達が指示して虚々実々に戦い、そういうのが面白かったですね。(リナレスvsキャンベル)

再戦は必至だと思いますよ。それが来年5月という線が出ているのです。ということになるとゴロフキンは年内もう1試合出来るのですね。そこに手を挙げているのがミゲル・コットなのです。ちょうどタイミング的に合うのですよ。濃密なスケジュールですね。(ゴロフキンvsアルバレス)

相手の打ち疲れ、それから失速、それを期待してああいう作戦をとったのかもわからないですけど、ゴロフキンは失速しないですよ。並みのトレーニングを積んでいるのではないのだから。失速したのはむしろカネロでしたよ。(ゴロフキンvsアルバレス)

だから結果論ですけど、ここでロープアドープ作戦、ロープを背中に背負ってカウンターを取るのは成功だったか失敗だったか疑問は残りますね。リングの中央でゴロフキンの出鼻をカウンター取る、それはリスクはあるでしょうけどもっと勝機があった気がします。(ゴロフキンvsアルバレス)

ゴロフキンのアマチュア歴ですが350戦で345勝5敗、ロマチェンコ的な強さですね。(ゲンナディ・ゴロフキン)

最近のゴロフキンはパンチをもらいがちだという批判は確かにあるのです。そこでこの試合に関しては強いパンチを打たれまいという防御思考があったと思いますね。比較的前半にもっと行っても良かったのだけどちょっと警戒しすぎた面がありますね。(ゴロフキンvsジェイコブス)

右が当たった後、次に何のパンチを出した方が効くか。左フックを返した方が早い場合と、次にもう一回右、右のダブルを持っていった方がいい場合と。ケースバイケースですね。(ゴロフキンvsジェイコブス)

クリンチ直前というのは一つの狙い目なのです。日本の選手というのはあまりショートフックを打たないのですけど、あそこでこめかみとか顎の先端にもっていくとクリンチ直前で倒せるパンチを打ち込める時があるのです。(ゴロフキンvsジェイコブス)

ちょっと最近強引すぎる傾向がありますね。17連続KO防衛それはそれで立派なのですがある意味でボクシングが荒れ出している。過去の例でホセ・マンテキーヤ・ナポレスが晩年そういう傾向があったのです。ひょっとしたらゴロフキン来年狙い目かもしれないです。(ゲンナジー・ゴロフキン)

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