ゲンナジー・ゴロフキン(4)

ゲンナジー・ゴロフキン

コーナーの田中繊大トレーナーがすぐに別のマウスピースを入れたでしょう。あの迅速さというのは良い見本ですよね。(村田vsゴロフキン)

ゴロフキンというのはこんなゴツい身体してたのかと思うくらい。普通軽量級のボクシングだったら打たせずに打つそういう練習じゃないですか。ゴロフキンはある程度相手からのパンチをくうという練習をしていると思うのです。だから脇腹とか腹筋とかあれだけの厚みがある。腹壁ですよ。ボディーの壁があるような気がします。

ペースを村田選手が掴みかけようとするとそこでまとめてペースを渡せまいとして効果的なパンチを打ち返してくるのですね。(村田vsゴロフキン)

ただね割とボディー打たせないですよね。というのはあまり自分のボディーが強くないというのを知っているのか、結構エルボーブロックが上手いですね。(村田vsゴロフキン)

村田選手は両手で戦っているのですけど、ゴロフキンはあえて抑えているのですね。左で左で試合を作ろうとしていますね。(村田vsゴロフキン)

いい例があるのですよ、私はフリオ・セサール・チャベスね、日本で日本人と対決してその試合が見たかった。好敵手がいなかった。それがいい例で、ゴロフキンに対抗する選手が日本にいる。村田諒太という、しかもオリンピックの金メダリスト、そして世界チャンピオン、最高の構図ですよ。

20連続防衛、そして17連続KO防衛、防衛するのだって大変なのに17連続KOやっているのですね。ウィルフレド・ゴメスとゴロフキンだけですよね。(ゲンナジー・ゴロフキン)

それはゴロフキン、Lヘビー級のベテルビエフ、コバレフ、ビボル。ああいった選手が米国のトレーナーとは違い、本来持っているスタイルで戦わしているでしょう。それでみんなガード上げだしたり、バランスが良くなったり、ストレートの打ち方もクロスでなしにストレートで打つようになったのです。

このチャーロというのは驚異の倒し屋ですね。ゴロフキンとやっても勝機があるかもしれませんね。(ジャーマル・チャーロ)

「ゴロフキン対アルバレス、5月に再戦するという話もありますが(高柳アナ)」「その可能性は非常に高いのです。1戦目でカネロがこの程度かと自信をつけたと思います。勝ち負けはわかりませんがもっと打撃戦になると思いますよ。(小泉)」(ゴロフキンvsアルバレス)

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