ガッツ石松(1)

ガッツ石松

倒れた選手なんかをレフリーが触る悪い例がガッツ石松vsロドルフォ・ゴンザレスですよ。レフリーがゴンザレスを抱え起こしたのですよね。あれは悪例ですよね。

かつてケン・ブキャナンっていう日本に来てガッツ石松さんと戦って、その典型的なジャブ打っては動く、ジャブ打っては動く、その全盛期のケン・ブキャナンというのはスピードがあって忙しいボクシングだったですね。それで綺麗だったですよ。(ケン・ブキャナン)

ガッツ石松さんと戦ったイスマエル・ラグナ、あれなんかも滑るようなフットワークだったですね。

かつてイギリスではアウトボクシングの伝統があって、関光徳さんと戦ったハワード・ウィンストン、もうストレートの綺麗なボクシング、それからガッツ石松さんと戦ったケン・ブキャナン、ジャブの名手です。そういう伝統をひいたアウトボクシングですね。(ギャビン・マクドネル)

過去の歴史を見ますと、原田、海老原、柴田、石松、ロイヤル小林、世界チャンピオンとして海外で勝てなかったわけですよ。日本人で過去海外防衛したのは渡辺二郎で24年前ですよ。そういった日本ボクシング界の伝統やノウハウというのが西岡選手の中に生きていると思います。(西岡vsゴンサレス)

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