レフリーのマーク・ネルソンというのは親子二代のレフリーなんですよね。(アムナットvsゾウ)
世界戦で早い回にダウン取るのが逆に裏目にでることもあるのです。矢尾板さんがパスカルペレスをダウンさせた。桜井孝雄さんがライオネルローズをダウンさせた。だから強気になり過ぎたりポイントを守ろうとしたり後の試合の組み立てがそこで変わってくるのですね。(アムナットvsゾウ)
アムナットがダウン取られた直後にああいうカウンターを取れるっていうのはやはり落ち着いているのでしょうね。(アムナットvsゾウ)
お互いアマチュア時代の手の内は知っているんでしょうけどお互いプロ向きにスタイルを変えていると思うのですね。そこのところお互いイメージしている相手とはちょっと違う。そこが勝負ですね。(アムナットvsゾウ)
一般論ですけど打たれ弱い選手はクリンチしますね。(アムナット・ルエンロエン)
アムナットを攻め落とすにはやはりボディブローですね。クリンチになった時はショートのパンチでボディ肋骨を当てておくと腹式呼吸が乱れるのですよ。だから忠実にボディボディボディ打つと弱りますよ。(アムナット・ルエンロエン)
アムナットのパンチといのは雑なのです。ナックルの当て方も甘い、それから打っているところも急所をピンポイントで打っていない。とにかく集中打をして手数で煽っているだけなのです。(アムナット・ルエンロエン)
(タイで)炎天下で20分くらいセレモニーやられるとたまらないですよ。(アムナットvsアローヨ)
硬さや柔らかさというのは質があるのですよ。パナマの選手は「くにゃくにゃ」した柔らかさ、キューバとか他の中南米は「バネ」なんですね。左にダッキングしたら元に戻るのが早いのです。(アムナットvsアローヨ)
タイでこういうタイプのテクニシャンは珍しいですね。過去ディフェンスの上手いのはサマート・サマクァルンやソット・チタラダその系統ですね。アマチュア歴が長いからこういうボクシングなのですね。(アムナット・ルエンロエン)