このダラキアンというのはアマチュア時代にウシクとかロマチェンコと一緒にウクライナのナショナルチームのメンバーだったのです。2009年の世界選手権で負けた相手が井岡選手に勝ったアムナット。だからアムナットはアマチュア時代強かったですね。
このパヤノというのはアマチュア時代に名のある選手とよく戦っているのですね。井岡選手と戦ったアムナット、これに世界選手権で戦って敗れていますし、ユリオルキス・ガンボアとか、マックウィリアムズ・アローヨとか、レイ・バルガスとかですね。(ファン・カルロス・パヤノ)
アローヨというのは悪い選手じゃないですね。基礎体力もあるし、パンチもあるし、ハートがあります。ロマゴン相手にこれだけの勝負をするというのはやっぱりアムナットとやってあれだけの試合をしただけありますよね。(RゴンサレスvsMアローヨ)
パウンドフォーパウンド、全階級でクリンチの上手いのはフライ級のアムナット、そしてこのポストル。ポストルは本当に上手いですよ。(ビクトル・ポストル)
相手にとっては嫌な選手ですね。(アムナット・ルエンロエン)
ここまできたら腹くくるしかしょうがないですよ。(アムナットvsゾウ)
ガードに始まりガードに終わる。ジャブもそうですよ。アムナットのジャブは出してすぐに元の位置に返ってくるでしょう。メイウェザーもそう。だから打たれないのです。(アムナットvsゾウ)
アムナットの略歴なんですが結構苦労してるんですよ。生まれた時にアフリカ系の血が入っていたらしくタイ人と認められなくて戸籍をくれなかったらしいのです。それで窃盗とかしてグレて刑務所に入ってそこでボクシングを学んで更生してきたらしいですね。(アムナット・ルエンロエン)
こういった時に相手を引き出す手があるのです。半ジャブを出すのです。ハーフジャブです。途中まで出して相手が右をかぶせてくるかリターンジャブを出してくるか。それで半分しか出してないから引くの早いでしょう。それでもう一回出すのです。(アムナットvsゾウ)