アブネル・マレス(1)

アブネル・マレス

かつてオルランド・カニザレスという名チャンピオンがいましたよね。サイドステップが上手くて打ってもそこに「おるらんど」なんて言っていたのですが、だからマレスはカニザレス化していますよ。(アブネル・マレス)

今はみんなコンビネーションを武器にする選手が多いのですけど、このマレスは同じ連打でも回転が速いのですよ。それと結構的中率がいい。連打の中でも当て勘が良いのです。だからこれだけ小柄でも上のクラスでも通用するのですね。(アブネル・マレス)

よくボクシングの採点は難しいと言われますが言葉に変換するから難しいのであって本質的にはダメージの与え合いなのです。格闘技なのです。だからラウンド終わった時点でどちらが効いていたかそれを見たらそう難しいことはないのです。(クェジャルvsマレス)

ダニエル・ポンセ・デ・レオン戦、あれはベストファイト。マレスってこんなにパンチがあるのかとびっくりするくらいパンチが活きましたよね。(アブネル・マレス)

バンタム、スーパーバンタム、フェザーと3階級制覇しているのですけど、バンタム時代はただ手数の選手だった。上にあげてくるにつれパワー出てきたのですね。だからスケールアップすると同時にパワーアップしてきましたね。(アブネル・マレス)

スピードのない選手にスピードを出させるには出す直前の肩の力を抜くことです。力みがスピードを阻害しているのです。(サンタクルスvsマレス)

野球のピッチャーの戦力と言ったら「スピード」「球の重み」「コントロール」でしょう。やっぱりボクシングもそうなんです。「速くて」「パワーがあって」なおかつ「正確さ」がないといけないのです。(サンタクルスvsマレス)

パワーアップというのはプラスの面とマイナスの面があるのです。プラスの面はパンチ力がつく、マイナスの面は身体が硬くなる。だから打たれた時に柔軟性がなくて以前より打たれ脆くなる場合があるのです。だからウエイトトレーニングする選手は柔軟体操を良くやることですね。(マレスvsJラミレス)

2004年アテネオリンピックのメキシコバンタム級の代表ですね。だからプロの初期の頃は手数・スピードの選手だったのです。しかしダニエル・ポンセ・デ・レオンをノックアウトした試合頃から急にパンチが出てきましたね。(アブネル・マレス)

WBC総会の時にあったのですけど元バンタム級と思えないくらい良い身体していました。なんかボディビルダーみたいな身体。だからウエイトトレーニングで身体作ったんでしょうね。(アブネル・マレス)

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