カール・フランプトン(2)

カール・フランプトン

勝ち負けとしてはフランプトンだと思うのですけど、決していいカムバック戦ではなかったですね。これでレオ・サンタ・クルスと第3戦をやったり、アブネル・マレスとかとやったときに勝てるのかなと。もうちょっとパンチの威力を出さないといけないですね。(カール・フランプトン)

打つだけ打ってはクリンチして一休み、それでまた先に打ってクリンチして一休み、そういうボクシングですね。(フランプトンvsガルシア)

今みたいに相手に背中を見せるというのはやっぱりボクサーとしての品格といいますか偉大なボクサーはああいう姿は見せないですよ。(フランプトンvsガルシア)

フランプトンはリードパンチが少なくなっていますよね。左リードで相手を止めていないです。左で相手を抑えて射程距離を計ってそれで右でカウンターとって動く。それで返しの左を当てるのです。(フランプトンvsガルシア)

ちょっとミステリーな事件だったですね。スター選手のフランプトンが再起戦の調整試合でオーバーウェイトしスキャンダルでしょう。それで契約ウェイトを作ったメキシカンの方がホテルの浴室で転んで怪我をして試合がキャンセルになった。それは何ですか、真相は闇の中です。(カール・フランプトン)

実力伯仲のクロスゲームですね。どちらに転んでもおかしくない。(フランプトンvsサンタクルス)

攻められている方が後ろ足下げてアッパーのカウンターを取るというのは古典的なカウンターのテクニックなのです。(フランプトンvsサンタクルス)

ボクシングは高度化していますからね。カウンターのカウンターを取るという手もあるのです。フランプトンがプレッシャーをかける。サンタクルスがカウンターを取る。それの逆でカウンターを取るという手があるのですね。(フランプトンvsサンタクルス)

ラウンド3分で全部出し切る必要はないのですよ。ポイントポイントで有効なクリーンヒットをとっておくことですね。(フランプトンvsサンタクルス)

だから人の評価は「棺を蓋いて事定まる」と言うじゃないですか。それと同じで試合も終わってみないと、何が勝因で何が敗因なのかはわからないですよ。(フランプトンvsサンタクルス)

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