ティム・チュー(2)

ティム・チュー

アメリカ進出、成功すれば世界的なスーパースターになる可能性はあります。その資金石がジャーメル・チャーロ戦ですね。(ティム・チュー)

ここで仮定法過去になりますけどね、1991年オーストラリアで世界選手権が行われなかったら、コンスタンチン・チューが優勝しなかったら、ビル・モルディがスカウトしなければ。オーストラリアでティム・チューの活躍はなかったのです。人の運てどうなるかわからないですね。

チューは当たりだしたら右左右じゃないのですよ。右が当たりだすと右右右でいくのです。この辺の当てる勘というのは選択というのは凄いのです。(ティム・チュー)

運がいいなと思うのがジャーメル・チャーロとあのままやっていたら勝てなかったんじゃないかなと。ああいう形でチャーロが負傷して統一戦が流れて、それチューは暫定とはいえチャンピオンになったじゃないですか。キャリア積んだ今やるとどっこいかもわからない。(ティム・チュー)

ティム・チューが良いのはバッティングが少ないですね。だからこれバランスのせいでしょうね。これだけ接近戦しても頭ぶつけないですよ。(ティム・チュー)

コンスタンチン・チューはアマチュアで270戦やって負けたのは11回だけなのです。だから259勝11敗。ところがティム・チューはアマチュア歴が伝わってこないのです。それほどやってないんじゃないかと思いますね。

コンスタンチン・チューについて調べた話しがあるのですね、1991年世界選手権でオーストラリアで優勝したのです。その時にジャーナリスト出身の資産家のビル・モルディがスカウトしたのですよ。それでその時にまだ結婚していない彼女を連れてオーストラリアに移住してそれで生まれたのがティム・チューなのです。

構えているところから最短距離で振りまわさずにパンチを当てるのですね。ところが決める時になったら右のアッパーをダブル、トリプル、5弾打ちくらいアッパー打って倒したりするのですね。非常にダイナミックです。(ティム・チュー)

プレッシャーかけてきてね、相手が来たら最小限の動きで外して、非常に避け勘というかディフェンスの勘がありますね。目が良いのです。(ティム・チュー)

タイトルとURLをコピーしました