ダニー・ガルシア(2)

ダニー・ガルシア

昔のセオリーでおでこを打たせろ、相手パンチがある時、パンチがきた時に顎引いておでこに打たせて左フックをもっていく。ところが難しいのですよ。おでこを打たれたパンチで顔がのけぞるわけですよ。だいたい左フックもっていけないですよね。(ガルシアvsポストル)

後ろにフレディ・ローチトレーナーの顔が見えますね。もともと2人ともフレディ・ローチ門下だったのです。ところが去年ですねラミレスの方がロベルト・ガルシアの方に移ったのです。だから同門時代にものすごい数のスパーリングをしたのです。(ガルシアvsポストル)

英語で「see」と言ったら「見える」でしょう。「seem」と言ったら「のように見える」。その差は「m」なのです。現場でジャッジしている人は実際にアクチャルに見ていて、私達は所詮映像で見ているのですよ。だから「のように見える」。「m」の差があるのです。(スペンスvsガルシア)

ダニー・ガルシアはどうしたんですかね。得意の左フック、あれ出さないと歌を忘れたカナリヤみたいですよね。(スペンスvsガルシア)

採点するうえでよく見ないといけないのは、プレッシャーかけて前出てても、手が出ていないとそれは有効打じゃないですからね。(スペンスvsガルシア)

ダニー・ガルシアのアマチュア時代の戦績で注目すべきは、2006年のUS選手権ライト級準決勝でテレンス・クロフォードに勝っているのですよ。スコアが21-20、だからクロスゲームだったのですね。(ダニー・ガルシア)

あの右フックなり左フックの打ち方をするのですよ。グローブを普通当たるところに直角に持っていくでなしに、側面が当たるみたいな振り方をするのです。あれが結構相手からすると見えにくいのか、エリック・モラレスやアミール・カーンなんかあれをくっているのですね。(ダニー・ガルシア)

人気というのは素人といいますか一般の大衆に強さをアピールしてより多くのキップを売る集客力が勝負なのです。だから玄人だけにわかるような燻銀みたいな動きをしていてもスーパースターにはなれないのです。(ガルシアvsレドカッチ)

ダニー・ガルシアに欠けているのはこれだけワンサイドの試合ですから途中スパークして倒しきるというそういうところが必要ですよね。もっと人気が上がりますよ。(ダニー・ガルシア)

昔ウィラポンが西岡戦でサウスポーに対して右を合わせるのが上手かったですね。もう芸術品みたいな右のタイミング。ダニー・ガルシアもそれ並みの右ショートの当て方をしてますね。(ガルシアvsレドカッチ)

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