ダニー・ガルシア(1)

ダニー・ガルシア

サウスポーに対してショートあの右ストレート、教科書みたいなボクシングですね。(ダニー・ガルシア)

相手の空いているところ空いているところをこうして確かめながら打っていますね。だから連打の回転はそれほど速くないのだけど的中率が良いですね。(ダニー・ガルシア)

日本のトレーナーはサウスポー対策として左にまわるでしょう。アメリカの場合はあまり左にまわらないのですよ。正面から戦って左フックをよく打たせるのですね。(ガルシアvsレドカッチ)

今高柳さんアール(R)の小さな左フックと言ったでしょう。半径が小さい左フック。なかなか良い表現ですね。高柳さんインテリですね。(ガルシアvsレドカッチ)

私はダニー・ガルシアはもっと強い選手になると思ったのですよ。アミール・カーンを倒した試合とか、エリック・モラレスを左フックで沈めた試合。結果論ですけどスーパーライトですかね、ちょっと長くいすぎたんじゃないかなって、ウェイトが原因でちょっと精彩を欠く試合がありましたよね。

実はダニー・ガルシアの試合の前は「ああこれはダニー・ガルシアのものだ」、ルーカス・マティセに勝ったのを評価していたのです。それにあれだけ打ち合って、相手の左フックをくわないで、そして自分の連打の回転の速さで勝ったというのは、サーマンを評価すべきと思いますね。(キース・サーマン)

サーマンというのは勝負強いのですよね。私ダニー・ガルシアとの試合で見直したのです。ガルシアの方が戦力的に上かと思っていたらサーマンの試合運びの上手さ、局面局面でなんかパンチを当ててくるのですね。だからパッキャオより優っている部分もあるのです。(パッキャオvsサーマン)

私は座頭市と呼んでいるのですよ。相手を見ないで左フックで倒すのです。(ダニー・ガルシア)

ハードパンチャーなんですけど上手い選手あるいは動く選手と戦うとちょっと捕まえきれない時がありますね。だからダニー・ガルシア戦でのマティセには失望しましたよね。上手い選手にもう一つ強くないのです。(ルーカス・マティセ)

このガルシアのキャリアを見ると運の良さもありますよね。エリックモラレスも下降線をたどっていた。ザブジュダーも全盛期でなかった。そういう名前のある力の落ちている選手をやぶってのし上がってきたのです。(ダニーガルシア)

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