フレディ・ローチ(1)

フレディ・ローチ

後ろにフレディ・ローチトレーナーの顔が見えますね。もともと2人ともフレディ・ローチ門下だったのです。ところが去年ですねラミレスの方がロベルト・ガルシアの方に移ったのです。だから同門時代にものすごい数のスパーリングをしたのです。(ガルシアvsポストル)

アミール・カーンがフレディ・ローチの元を去る時に「ローチの指示はゴーゴーだけだ」と言った。それからローチのポリシーとしてあまり選手を変身させない。自分のジムに入ってきたその時のスタイルで育てる。いいところを伸ばす。だからローチスタイルというのは無いのですよ。

パッキャオの弱点はボディにあるとオスカー・ラリオスが言っていました。若い頃確かにボディが強くないんだという噂があったのですけど、その分よく動くようになったでしょう。フレディ・ローチについてから特にブロッキングが良くなってよく動くようになりましたからボディ打たれなくなったのですね。

今のあれフレディ・ローチが好きなのですよ。左ストレートを出しながら身体は右にいってそれでその位置から右フックを返してくる、相手からするとその右フックは見えないのです。(リナレスvsへスタ)

私はちょっとフレディーローチの教え方について一言苦言を呈したい。ローチは直さないですよ。それで良いところを引き出すんです。ちょっとナックルパンチを当てるとかプロとしての改造をもっとして欲しかったですね。(ゾウ・シミン)

フレディ・ローチがついたからもっとディフェンスが上手くなっても良いんじゃないかって思いますけど、それよりも攻撃を前面に出すというスタイルなのですね。(ルスラン・プロボドニコフ)

フレディ・ローチというのは名トレーナーかもしれませんが、あんまりスタイルを変えないのですよ。だから調整型のトレーナーなんです。チャベスジュニアもそう。パッキャオは非常に自分の手塩に育て上げましたけど、他の選手を育ててもその選手の良さを尊重するのです。(フレディ・ローチ)

ひょっとするとフレディローチは試合を競っていると思って「このラウンド取らないとわからないぞ」くらいの事を言って攻めろという指示を出したのかもしれませんね。(ブラッドリーvsパッキャオ)

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