セルヒオ・マルチネス(1)

セルヒオ・マルチネス

ちょっと歴史的データを言いますと、これまでWBCは105試合のミドル級タイトルマッチがあったのです。それでニューヨークでミドル級タイトルマッチをやったのはこれが10試合目。だけどねこんな意外な試合は最近珍しいですね。驚きました。(マルチネスvsコット)

あそこでスパンとやめたのも一つのDecision(決断)ですね。まぁ今日は勝てないとふんだのでしょう。それはそれであのセコンドの判断というのを尊重すべきでしょうね。(マルチネスvsコット)

オースティン・トラウトにあれだけ負けたコットはサウスポー苦手だろうと。それでトラウトよりマルチネスの方がもっと良い選手ですよ。こんな終わり方(コットのTKO勝利)というのはおそらく普通の人は予想してなかったと思いますよ。(マルチネスvsコット)

1ラウンド目にマルチネスが3度もダウンする展開をどうして予想すること出来ましたか?(マルチネスvsコット)

ボクシングにはことわざがあるのですね。「Anything can happen in the ring」、リングの中では何が起こるかわからない。ボクシングのリングというのはビックリ箱みたいなところで、「こんな事が起こるの?」という事が起こるのです。(マルチネスvsコット)

パンチを受けた時にダメージを全身に避雷針のように流すのはやっぱり関節の柔らかさなんです。フロイド・メイウェザーがシェーン・モズリーにあれだけ強いパンチを受けても倒れなかったでしょう。あれは多分関節の柔らかさなんです。それと逆のロジックで今日のマルチネスは関節の柔らかさが無かった。

ノックダウンの定義というのは足の裏以外の箇所がキャンパスに付く事なのです。(マルチネスvsコット)

マルチネスはウィニング社のノーファールカップを使っていましたね。日本製です。(マルチネスvsコット)

コットは攻めるんだったらもっと攻めるべきだと思いますけどね。(マルチネスvsコット)

野球の左ピッチャーと左バッターみたいに、ちょっと左フックが見えにくいところがあるのわけですね。マルチネスはそれをもろにくってしまいましたね。ちょっと回り方が逆ですよ。コットの左フックから右に回った方がいいんですけどね。(マルチネスvsコット)

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