亀海喜寛(1)

亀海喜寛

亀海選手は上半身が日本人選手としてはボディワークが利くんですよ。その代わりスウェーしたらすぐに次の防御動作に移ってその後ろに反った状態を保持しないことですね。(亀海喜寛)

だから手ごたえがあるというのとポイントがくるというのはまた別なんですよ。だから採点傾向も考えながらセコンドは指示をしないといけないですね。(亀海vsカラス)

ボディブローというのはそれで相手を失速させる、あるいはダメージを与える、それだけの効果がない時はやっぱり顔面へのパンチの布石なんですよ。だからアメリカのジャッジがボディブローを取らないのだったらポイント取るために主武器にするのは損ですよ。(亀海vsカラス)

日本では星野敬太郎選手とかスリッピングアウェイというのをやりますけど、あれアメリカのジャッジから見ると打たれてのけぞっているみたいに見えるのですね。当てさせてはいないのだけれど相手側のポイントになるのですね。(亀海vsゴメス)

かつてラスベガスで龍反町選手がカルロス・パルミロの世界タイトルに挑戦して左フックで沈んだんですけどね。ああいう記念碑というか先駆者の足跡がありますからね。亀海選手には続いて欲しいです。(亀海vsゴドイ)

(ガードを上げて詰める亀海に対し)この入り方で良いんですけどラスベガスというところはジャブを出さないとポイントをくれないのです。だから左を出しながら詰めるほうが良いですね。(亀海vsゴドイ)

今後ウェルターで世界を行くような選手というのはスピードとパワーの融合ですね。スピードが無いといけないですね。(亀海vsゴドイ)

亀海選手がゲレーロに対してあれだけ善戦して海外の評価を上げた事を評価したいですね。中盤に良いシーンがありました。あれでゲレーロが途中で亀海選手に敬意をはらいだしたのですね。(ゲレーロvs亀海)

ゲレーロは決して昔の上り坂の時のゲレーロじゃないですからね、そしてブランクもある。亀海選手はここで勝てば世界戦線に一躍躍進ですよ。この試合こそ面白いのです。(ゲレーロvs亀海)

「亀海選手がゲレーロに対戦しますね、これ楽しみですね(高柳アナ)」に対して、「楽しみ、楽しみ」。(ゲレーロvs亀海)

タイトルとURLをコピーしました