井上尚弥(8)

井上尚弥

スイッチヒッターといえば、ロマチェンコがいて、クロフォードがいて。井上尚弥選手なんかもスイッチして戦ったことありますね。部分的にですけど。

WBAフェザー級チャンピオンのリー・ウッドはかつて日本へ井上尚弥選手のスパーリングパートナーで来たことがある英国のテクニシャンですね。(リー・ウッド)

日本のファンはロドリゲスが井上尚弥選手と戦った1ラウンド目あれで強さを知ってますよね。それでマロニーとの試合、あるいはラッセルとの試合、だから技術力もあるし、懐の深さもありますよね。パンチもありますよ。まあ強豪の1人ですね。(エマヌエル・ロドリゲス)

バンタム級で4団体の王座を統一して、そしてSバンタム級の初試合がこのクラス最強と言われているフルトンへの挑戦ですからね。世界中が注目しましたよね。試合前に井上が強い、フルトンが強いと色んな意見がありましたよね。(フルトンvs井上尚弥)

実績からみて無敗で4階級制覇した井上選手、それでタパレスと比べるとやはりオッズは圧倒的に尚弥選手が有利と出ていますね。当然なんですけどね。(井上尚弥vsタパレス)

フルトンの場合はジャブ出すことがディフェンスになっていますよね。オフェンスでありディフェンスなのです。だからジャバーの強さと弱さというのがありジャブが当たらなかったら自分のボクシングが空回りしてしまう。だからどうしたかというとフルトンはやはりクレバー、ジャブが当たらない時は右でリードしてました。(フルトンvs井上尚弥)

非常にシャープですね。一方フルトンの方はおそらく作戦的にもジャブでさばけるぐらいの自信があったと思います。ところがここまでの展開でジャブで打ち負けているのですよ。自分のジャブは当たらない。相手のジャブはめり込んでくる。ここで当初の目論見と違うなという違和感、フラストレーションがあったと思います。(フルトンvs井上尚弥)

展開としては井上選手がさっき言いましたけど相手はサークリンクで逃げまくるそういう展開は噛み合いが悪いのです。逆にフルトンがこの形で来てくれると良い戦いに持ち込めると思いますね。(フルトンvs井上尚弥)

ボクシングというのは言わば国際商品でもう世界中の津々浦々まで流れる。この試合というのも何億の人が観ているのです。(フルトンvs井上尚弥)

私がデビュー戦からマッチメイクしてタイの王者とか比国の王者とかあの時から1番の特徴は当て勘の良さなんです。パンチがあるとかスピードがあるとかでなし当て勘です。これをキャリアの終わりまで失ってほしくない。(井上尚弥)

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