井上尚弥(4)

井上尚弥

非常に心身ともに練れていると言いますかモチベーションも沸いているしアメリカという舞台で戦うということに自分自身を期待しているというありありですね。楽しみですね。(井上vsマロニー)

「MONSTER COMING」ですね。怪物が来るってゴジラみたいじゃないですか!(井上尚弥vsジェイソン・マロニー)

パッキャオが出てきてアジア全体のボクサーの格上げと言いますか注目度が上がったのですね。それで井上尚弥選手が出てきて日本の選手の株が上がったのですね。今良い選手が多いでしょう。井岡選手であり、それから田中恒成、拳四朗ね。

同じタイプで体格も似かよってますからやっぱり左リードの的確さ強さ速さ、そこがキーになると思うのですよ。3回くらいまでに井上選手が倒してしまうのか、そこで倒せなかった場合に井上選手は得意のボディブローで相手の戦力を奪って中盤に仕留めるというパターンになるんじゃないかと思いますね。

井上選手が大事なことは打ち終わりの自分の頭の位置、足の位置、そして身体の柔軟性を保つこと。井上選手の良さはやはりタイミング合わせなのですよ。その1秒の何分の1のタイミング合わせ、これ身体が硬くなるとズレるのですよ。だから井上選手は自分の良さを失わないことですね。(井上尚弥)

実は私は井上選手のスパーリングパートナーをずっと手配しているのですけど1度このジェイソン・マロニーをマクドネル戦の前に招く予定があったのです。ところが大橋会長が「もっと背が高い方がいい」と流れたのですけどね。向こうは「井上とスパーをやってみたい」とものすごい乗り気だったのです。

ドネア戦でみんな証明したのですよ。打たれ強さであり、スタミナであり、それからああいうハンディキャップの中で試合を組み立てるクレバーさ。そういうのも証明しましたよね。だからこの試合は試合の中で学んで3試合分くらいのキャリアだったんじゃないですかね。(井上vsドネア)

「ワンパンチフィニッシャー」と言いますか今はコンビネーションブロー打つ選手が軽い階級から上までいますけどワンパンチでフィニッシュできる選手というのは数少ないのです。まして軽量級バンタム級あたりでこんな倒し方するというのは、そこで世界的な注目が集まってきたのです。(井上尚弥)

みんな井上尚弥と戦いたがっている。それはビッグマネーが手に入るからです。だからマロニーに勝ったら次にカシメロでしょう。そしてその後はもしドネアが勝ち上がっていたら井上vsドネア2がアメリカで行われる。そしてその最終勝者がリゴンドーとやる。究極の4団体最終統一戦ですね。

無観客興行で統一戦をするというのは非常に難しいのです。両チャンピオンともビッグマネーファイトが必要なのです。ところがお客さんにキップ売れないでそれを作り出せないわけですよ。そうした場合にはチャンピオン対挑戦者という形、両方ともチャンピオンは払いきれませんから。(井上vsカシメロ)

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