スティーブン・フルトン(2)

スティーブン・フルトン

バンタム級で4団体の王座を統一して、そしてSバンタム級の初試合がこのクラス最強と言われているフルトンへの挑戦ですからね。世界中が注目しましたよね。試合前に井上が強い、フルトンが強いと色んな意見がありましたよね。(フルトンvs井上尚弥)

フルトンの場合はジャブ出すことがディフェンスになっていますよね。オフェンスでありディフェンスなのです。だからジャバーの強さと弱さというのがありジャブが当たらなかったら自分のボクシングが空回りしてしまう。だからどうしたかというとフルトンはやはりクレバー、ジャブが当たらない時は右でリードしてました。(フルトンvs井上尚弥)

非常にシャープですね。一方フルトンの方はおそらく作戦的にもジャブでさばけるぐらいの自信があったと思います。ところがここまでの展開でジャブで打ち負けているのですよ。自分のジャブは当たらない。相手のジャブはめり込んでくる。ここで当初の目論見と違うなという違和感、フラストレーションがあったと思います。(フルトンvs井上尚弥)

展開としては井上選手がさっき言いましたけど相手はサークリンクで逃げまくるそういう展開は噛み合いが悪いのです。逆にフルトンがこの形で来てくれると良い戦いに持ち込めると思いますね。(フルトンvs井上尚弥)

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