テオフィモ・ロペス(2)

テオフィモ・ロペス

この待ってボディーワークで相手を空振りさせて自分はパンチを打つというボクシングをしてカンボソスに負けたのです。カンボソスは単純にジャブワンツーを打ってきたのです。それを結構くったのですね。1ラウンド終了間際にカンボソスのストレートでダウン取られましたよね。あれずっとそれひきづっておかしかったのです。(ロペスvsカンパ)

クロスアームブロックですね。昔アーチ・ムーアなんかがやっていたですね。(ロペスvsカンパ)

ロペスはアッパー上手いですよ。ロマチェンコに対してアッパーを合わせにいきましたよね。それでロマチェンコが嫌がりましたから結構有効だったのです。(テオフィモ・ロペス)

ただねあの試合に関しては伏線があるのです。以前のロマチェンコだったら相手のパンチはくわない自信がありますからあんなに警戒しないのですよ。けどホルヘ・リナレス戦でダウンくったでしょう。あれでなんかロマチェンコが以前より注意深く警戒深くなった。だからロペスだったら以前のロマチェンコならスイスイよけてあんなに守勢にはならなかったと思うのですね。だからそこが勝負のあやでしたね。(ロマチェンコvsロペス)

ラウンド終わって効いてないよというようにニヤっと笑いながら帰ってきましたよね。ハードパンチャーというけどこの程度かという感じでしたね。(ロペスvsカンパ)

ニックネームの「take over」というのは、まあ買収とか乗っ取り、強奪、奪取そういった意味。結局ボクシングというのはそういうスポーツなのです。チャンピオンからチャンピオンシップを強奪する。「take over」のやり合いですよね。(テオフィモ・ロペス)

あれは番狂せだったですね。ロマチェンコに勝って株が上がっていたとこでカンボソスにまさか負けるとは思わなかった。ところが後で聞くとどこか痛めていたらしいのです。体調も悪かった。だから勝ち急ぎ、倒し急ぎしたために1Rにダウン取られ、そして2-1の判定負け。結構打ちつ打たれつのシーソーゲームで後半盛り返したのですけど、負けは負けですね。(テオフィモ・ロペス)

追っている方にポイントか、逃げている方にポイントか、傾向としてやはり前に出て追っている方がポイントいきますよ。ロマチェンコとロペスの時にロマチェンコとしては捌いているつもりで当てさせてはいないけど前に出て追っている方にポイントがいってましたよね。(カシメロvsリゴンドー)

「全然違う結果が出てしまいました(高柳アナ)」「それはわからないですよ、私たちの採点の方が正しいかもわからないですよ(小泉)」(ロマチェンコvsロペス)

まあ私たち解説陣はロマチェンコ有利という先入観はあったと思います。バイアスがかかって観ていたかもわかりませんけど、どっちでもないラウンドはロマチェンコのジャブの1つにつけたりしたこともあったじゃないですか。(ロマチェンコvsロペス)

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