パスカル・ペレス(1)

パスカル・ペレス

その良い例はヒルベルト・ローマンとかパスカル・ペレスとか、身体は大きくないけど速さすばしっこさ俊敏さで勝負をしていましたね。(レオvsウィリアムス)

日本の白井義男さんからタイトルを奪ったパスカル・ペレスこれがアルゼンチン最初のチャンピオンですね。それでカルロス・モンソンとか、マルコス・マイダナといった色んな選手が出てますけどね、テクニシャンとハードパンチャータイプがいますね。

日本初の世界チャンピオン白井義男さんがタイトル取られたのもアルゼンチンのパスカル・ペレス、そのペレスがアルゼンチン初の世界チャンピオンなのです。

昔ロマチェンコみたいな動きする選手がいたのです。矢尾板貞雄さんです。パスカル・ペレスに敗れるまでは大きく動きすぎだったが負けて中南米に遠征し帰ってきたら小刻みなすり足になったのです。特に坂本春夫さんを倒したような相手の至近距離でサイドに動いて左フック、ああいうのが似ているのです。

世界戦で早い回にダウン取るのが逆に裏目にでることもあるのです。矢尾板さんがパスカルペレスをダウンさせた。桜井孝雄さんがライオネルローズをダウンさせた。だから強気になり過ぎたりポイントを守ろうとしたり後の試合の組み立てがそこで変わってくるのですね。(アムナットvsゾウ)

老獪なチャンピオンというのがいますよね。パスカルペレスが米倉会長と対戦した時、米倉会長がひるんだりするとがっとペースを上げてきたり。それからエロルデもそうでした。自分も疲れてきてるんだけどペース上げてきたり、相手が打ち気になるとホールドしてしまったり。上手さやズルさがありますね。

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