ローマン・ゴンサレス(3)

ローマン・ゴンサレス

みんな多階級制覇を目指し転級してくるじゃないですか。それがスーパーフライ級に集まった状態が今の状態なのです。エストラーダ、井上尚弥、ロマゴン、クアドラス。エストラーダが入ってきたのだから密度が濃いですよ。

このエストラーダのボクシングを例えばロマゴンであり井上尚弥選手でありクアドラスに対して出来るかというと相手のレベルが高くなるとそう上手くはいかないですよね。

今年のアメリカのリング誌が「今年起こりそうな事」という記事を書いたのです。その筆頭に「ロマゴンの初敗北」があったのです。まさかロマゴンが負けないだろうと思っていましたが、変な予想が当たってしまいましたね。(R・ゴンサレスvsシーサケット)

判定の傾向というのは昔から伝統的にあるのですよ。ニューヨークやフィラデルフィアは技術思考なのです。ロサンゼルスやラスベガスはアグレシッブ重視なのです。(R・ゴンサレスvsシーサケット)

ロマゴン選手ですけど将棋の詰め将棋みたいなものでコンビネーションブローに対する独特な哲学があるのですね。上下の打ち分け、インサイドとアウトサイド、ロングとショート、それで攻め落とすのです。(ローマン・ゴンサレス)

「ジョーさん、先程からスーツの上から触っても良い身体してるなっておっしゃっていますね(高柳アナ)」「あの肩の後ろ、裏に良い筋肉がついているのですね(小泉)」(ローマン・ゴンサレス)

こんなこと言うと良くないのですけどね。「ジャッジの方たちにロマゴン強し」という先入観があったのかな?という気もするのですけど、まあそれはあってはならないのでしょうけどね。(クアドラスvsゴンサレス)

日本のファンはロマゴンを評価していますからロマゴンの勝ちだろうと思うかもしれませんが、クアドラスというのは曲者だと思いますね。かつてアルゲリョがフットワーカーのフェルナンデスに大苦戦した。クアドラスにはフットワークがあるのでロマゴンは上手く戦わないと苦戦するかもしれませんね。

軽量級と重量級が同じように評価される時代でローマン・ゴンサレスの良さ強さが評価される時代でロマゴンは幸せですよ。(ローマン・ゴンサレス)

かつてマイケル・カルバハルという軽量級で小さな石の拳と言われた選手がいたのですけど、昔は軽量級は蔑視で重量級が偏重だったのです。今リングマガジンとか他の媒体でゴンサレスを世界のトップにあげているでしょう。軽量級に目が向いているのです。(ローマン・ゴンサレス)

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