ジョー・フレージャー(1)

ジョー・フレージャー

ヘビー級には変なジンクスがあるのです。それはヘビー級はボディは効かない。腹の周りに脂肪層があるから、あれで軽量級みたいには効かないのだ。だけどやはりジョー・フレージャーの左フックのボディ打ちとか効かないわけが無いのです。

モハメド・アリがボクサータイプの典型とすると、ジョー・フレージャーはファイター、ラッシャーの典型ですね。

振り返ってみて非常にユニークなパーソナリティーだったですね。そして言えるのはボクサーとしてのアリを彩ったのはライバル達です。ジョー・フレージャー、ジョージ・フォアマン、ケン・ノートン、彼らがいて名勝負を繰り広げられたからアリの中の良い部分が出てきたのですね。(モハメド・アリ)

1971年のジョー・フレージャーvsモハメド・アリ、1938年のジョー・ルイスvsマックス・シュメリングのアメリカとドイツの代理戦争、そういう試合はありますけど、今世紀にかぎっては本当にベストスーパーファイトですよ。(メイウェザーvsパッキャオ)

1勝1敗の後の第3戦の事をラバーマッチと言います。ラバーマッチというのはグレートファイトがありますね。アリvsフレージャー、レナードvsデュラン、ボウvsホリフィールド。最近は激闘の代名詞になっているガッティvsウォード、ガッティの2勝1敗だったのですが3試合とも凄い激闘でした。

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