■世界のこと(4)

■世界のこと

セコンドの指示もスタンダードが違いましてアメリカとか日本では叱咤激励しますけどヨーロッパでは全てではないですが結構ポソポソと言って大声ださないトレーナーもいますね。まぁ人さまざまですね。

日本のレフリーの方はクリンチを注意するじゃないですか。しかし欧米ではクリンチもテクニックとするのか結構許容するのです。あんまり注意しないのです。

ボクシングを観る観点や要求するものがちょっと違うのです。ヨーロッパというのはやはりボクシングの技術を楽しむのです。両者の駆け引きでありリングジェネラルシップを楽しむわけです。ところがアメリカなんかはファイト、打ち合いを求めるのです。

ニース(フランスの都市)っていうのはNICEって書くんです。ナイスです。「NICE Is Nice」って言ってたら「Nice」です。「(高柳アナ)ジョー小泉の英語講座終了です」。「(ジョー小泉)ハイ」。

ミニマム級のようなクラスは選手人口がアジアと中南米に集中しているのです。だからヨーロッパやアメリカには少ないのです。(バドラーvsシルベストレ)

ヨーロッパでは主導権支配、試合運びの上手さ、リングジェネラルシップというのが結構評価されるのです。(バドラーvsシルベストレ)

30年前に浜田剛史さんのターゲットを選びにモナコに行ったんですよ。ヨットハーバーがあって綺麗な小さな街だったですね。そしてみんなゆっくり歩くんですよ。私はせかせかでした。(バドラーvsシルベストレ)

日本では世界ランカー同士の2人が戦うのは稀ですけど、アメリカでは世界ランカー対決がアンダーカードに入ってくるのがまあまあありますよね。競争社会、弱肉強食ですから競り合わせるのです。

メキシコに「ボディが死ねば頭が死ぬ」ということわざがあるのです。だからボディブローが効くと頭の回転というか思考能力が鈍くなってダメージを与えられるというのですね。(サンタクルスvsルイス)

マカオというのはカジノの売上高でラスベガスをこえて世界一のカジノタウンになりましたね。だからチャイニーズの人達というのは非常にギャンブルが好きなのです。だからマカオというのは東洋のラスベガスになる可能性を秘めているのです。

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