■世界のこと(2)

■世界のこと

ゴロフキンはアメリカ東海岸でそれほど人気沸騰とまではいかなかったのです。ところが西へゴロフキンをもってきたらもの凄い人気なのです。だからメキシコ系アメリカ人はゴロフキンの打ち合って倒すボクシングスタイルが好きなのです。(ゲンナジー・ゴロフキン)

アルゼンチンのブエノスアイレスの町を歩いたのですが皆男っぽいのですよね。眉毛は濃いし、体格ががっちりしてますよね。だからサッカーなんかでも非常に攻撃的ですし、なおかつ技巧的である。ボクシングでもそうですよ。

ラスベガス・アメリカに地元判定なんてあるのかって?ありますよ、大ありですよ。ラスベガスの選手にやっぱり有利なんですよ。

コロンビアというとアントニオ・セルバンテス。門田恭明会長と戦ったのですが8RKOまで8度ダウンさせたのですね。まぁ身体は大きい筋肉質、筋力ある、パンチ力ある。全て持っている選手。もう怪物的な強さがありましたね。(アントニオ・セルバンテス)

中南米なんかでは止血剤持ってきてなくて親指の圧だけで血を止めるトレーナーもいるのです。深い傷はそれでは止まらないです。

アジア人というのは興奮をそう表に出さないですね。メキシコとかタイとか、まぁタイはアジアですがそういうところはやはりボクシングに慣れていますからお客さん自身が熱狂して楽しむ、選手にパワーを与える、そういうのに慣れていますよね。

ムエタイ出身の選手というのはムエタイ時代のもらっている試合報酬が高いためにプロで即戦即決といいますか短期決戦やるわけです。そのいい例がセンサクで3戦目で世界取りましたよね。

マカオという場所はカジノタウンとしてラスベガスの総売上の7倍だそうです。それでトップランク社というのはアジア戦略としてマカオおよびシンガポールをターゲットとしてボクシングイベントを開催しているのです。カジノタウンとしてお客さんを楽しませるスポーツイベントやショーが必要なのです。

サウスポーというのは相手側から対戦を拒まれたりするのです。私はマッチメイキングしていてサウスポーはやっぱり組みにくいですね。メキシコで日本人選手を呼ぼうとするのですが「サウスポーはやめてくれ」と言われるのです。メキシカンはサウスポーがあまり好きではないですね。

カナダはジャマイカとかハイチとかルーマニアそういう移民の人達を受け入れる土壌があるのです。そういう移民の子供達なんかがボクサーなってきているのです。(アドニス・スティーブンソン)

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