ケル・ブルック(1)

ケル・ブルック

次の時代のスーパースター候補ですね。英国に行ってケル・ブルックからタイトルを奪って帰ってきたのですよ、こういうパターンは米国で人気が上がるのですよ。その後マイキー・ガルシアにも勝っているでしょう。だからスター街道を爆走していますね。(エロール・スペンス)

私はこの試合やはりプロスポーツでスペクタルなのでもう少し見せて欲しかった。だからブルックのトレーナーは「ぶるった」。(ゴロフキンvsブルック)

かつての名王者ジャック・デンプシーが言ったのです。偉大な王者になるために、強烈なパンチ力と、相手のパンチを受けとめるタフネス。だから打たれ弱い名王者はいないのです。打たれ強さというのが名王者の条件なのです。(ゴロフキンvsブルック)

ハメドの系統というのは、ヘロール・グラハム、ナジーム・ハメド 、ジョニー・ネルソン、そしてこのケル・ブルック。だからサイドステップが上手い、そしてスピードがありますね。(ブルックのトレーナー、ドミニク・イングル)

とくにスピードがあるわけではないのですよ。そしてとくに1発のワンパンチでフィニッシュするパワーはないのです。ところが総合力の強さと、見た目以上にディフェンスが良いですよ。(ケル・ブルック)

これまでボクシングを観てきてサウスポー対策が上手いなと思ったのは元世界ライト級チャンピオンのカルロス・オルチス、それからソット・チタラダ、チタラダは右でも左でも自在にジャブを当てたのです。アルゲリョも上手かったですよ。(ブルックvsギャバン)

2度ダウンとって後1分半もあるのですよ。ところがですね、2度ダウンとってしまうとボクサーの心理として焦るのですよ。もう一度とったらフィニッシュできると思ったら力んだり狙ったりするのですね。(ブルックvsイオン)

「初防衛が難しい」というのが過剰に強いのが昔の日本人ですよね。だけど割と現代の選手は初防衛の緊張というのがあまりないような感じがしますね。(ブルックvsイオン)

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