ロッキー・マルシアノ(1)

ロッキー・マルシアノ

ボクシングの本質的には瞬発力の勝負、勘のいいやつが勝つ。ところがフィジカルの強さで相手との瞬発力の差を補ってそれで勝っていくタイプもいるわけですよ。ヘビー級でいったらロッキー・マルシアノ。上手くはないけどパワーはある。

ブリッジャー級新設に反対する人たちの意見は過去の偉大なチャンピオン、ジャック・デンプシーであり、ロッキー・マルシアノであり。そういった選手は224ポンド以下なのですよ。だからこのクラスが本当に必要なのか疑問を呈しているのです。

「ジョーさん、やっぱり理想というのは全勝のまま引退するというのが1番格好いいことですかね(高柳アナ)」「まあそれはねえ、でもなかなかそれをやりきったのは、ロッキー・マルシアノ、リカルド・ロペス、そのあたりですよね(小泉)」

アーチー・ムーアがロッキー・マルシアノの大きなパンチを空振りさせてアッパーでダウンをとったのも下がりながらのアッパーなのです。

右アッパーでカウンターとるのを得意とした選手がいたのです。それは世界ライトヘビー級チャンピオンのアーチー・ムーアです。古い話ですがロッキー・マルシアノが短い手で右フック振ったその後にロングの右アッパーでカウンターでダウン取ったのです。

ローマン・ゴンサレスはロッキー・マルシアノやフロイド・メイウェザーの記録をやぶる可能性があるのですね。現在43戦全勝37KO。あと7つ勝ち続けてチャンピオンのままでいたら記録をやぶれるのですね。それを阻止するのが井上尚弥選手だったりするかもしれませんね。(ローマン・ゴンサレス)

ロッキー・マルシアノが引退したのが1956年で今から半世紀以上前なのですけど、やはり比較するとロッキー・マルシアノというのはエキサイティングな感動を与えたのですが、メイウェザーはそういう部分でちょっと次元の違う選手なのです。(フロイド・メイウェザー)

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