ファン・フランシスコ・エストラーダ(3)

ファン・フランシスコ・エストラーダ

この試合を観るとやっぱりエストラーダはマルチネスより1段上の選手ですね。ロマゴンと打ちつ打たれつやってロマゴンのパンチもかわすし、自分のパンチも当てていきますよね。(ゴンサレスvsマルチネス)

みんな多階級制覇を目指し転級してくるじゃないですか。それがスーパーフライ級に集まった状態が今の状態なのです。エストラーダ、井上尚弥、ロマゴン、クアドラス。エストラーダが入ってきたのだから密度が濃いですよ。

エストラーダが井上尚弥とやりたいとアナウンスしていたので「井上と年末やらないか」とオファーかけたのです。そうしたらエストラーダサイドが断ってきたのですよ。だからあれはアドバルーン発言だったのですね。(ファン・エストラーダ)

エストラーダはスピードが必ずしも速いとは思わない。ショートの軌道の良さ、パンチのルートの短さの上手さはありますけど、スピードなら井上尚弥の方が上です。(ファン・エストラーダ)

このエストラーダのボクシングを例えばロマゴンであり井上尚弥選手でありクアドラスに対して出来るかというと相手のレベルが高くなるとそう上手くはいかないですよね。(エストラーダvsタブゴン)

ここも良かったなぁ。左手をクリンチでホールドされているのですけど、右でダブル、トリプル打って相手のホールドを抜ける。空いている方の手で連打してレフリーがブレイクするまで打つというのも相手のホールドの外し方の一つなのです。(エストラーダvsタブゴン)

確かにね技術的には素晴らしいチャンピオンですけど凄味に欠けますね。今のフィニッシュで何か欠けているなと思いましたけど、本当に偉大な選手は最後倒すところのフィニッシュのシーンを作るのです。(ファン・エストラーダ)

セグラが水泳のクロールみたいに身体をローリングさせましたね。それで相手の連打を殺していました。あれ外国人選手は上手いのです。(エストラーダvsセグラ)

セグラのタイプは相手を倒して勝っている時は強く見えるのです。ところが方程式解くみたいにセグラの戦い方にのらない選手には苦戦しますね。(エストラーダvsセグラ)

リカルド・ロペスにボクシングが割と似ているのですよ。スタイリッシュだしコンビネーションもある。でもリカルド・ロペスはもっとワンパンチの魅力がありました。(ファン・エストラーダ)

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