カラム・スミスは試合内容はいいんだ、勝ちゃいいんだ。たくさんのブーイングの中でアウトボクシング、サークリングでポイント稼ぎに徹したら番狂わせありえますよ。ベテルビエフはパンチをためるのですよ。そこに隙がちょっと遅いのですよ。このアンソニー・ヤード戦でそこの欠点がちょっと出たのですよ。ひょっとしたらひょっとしますよ。(ベテルビエフvsカラム・スミス)
ベテルビエフの実戦的な上手さ、よく「コンピューター」と言いますけど、この選手「勘ピューター」ですよ、顔面打っても良いボディ打っても良い瞬間にボディの方が効くと思ったらナチュラルにボディにいくのですよ。(アルツール・ベテルビエフ)
あっこれ現代のチャンピオンのKO率ですね、ベテルビエフ100%、2番目がワイルダー95.2%、3番目がなんと井上尚弥88.9%ですよ。(グボジークvsベテルビエフ)
みんなあまり気がついてないかもわかりませんがベテルビエフの速さコンパクトなパンチの回転の速さがありますよね。(アルツール・ベテルビエフ)
荒々しさはあるのですよ、ところがその振り回すタイプじゃないのですよ。結構コンパクトで鋭角的に打ってくる左右フックは共に1発で沈める力がありますね。(アルツール・ベテルビエフ)
だからこのクラス(Lヘビー)は連打のビボルがいるでしょう、総合力のコバレフ、ハードパンチのベテルビエフ、そしてグボジーク、なんというクラスですか、スターウォーズですよ、みんなスター。(グボジークvsヌグンブ)
最後に一つ、ベテルビエフのボディブローがグボジークの戦意・戦力を「くじーく」、はい。(ベテルビエフvsグボジーク)
それはゴロフキン、Lヘビー級のベテルビエフ、コバレフ、ビボル。ああいった選手が米国のトレーナーとは違い、本来持っているスタイルで戦わしているでしょう。それでみんなガード上げだしたり、バランスが良くなったり、ストレートの打ち方もクロスでなしにストレートで打つようになったのです。
エキサイトマッチファンの間で人気沸くんじゃないですかね。この選手をまた見たいって要望があると思いますよ。(アルツール・ベテルビエフ)
すごいのはベテルビエフはアマチュア時代のセルゲイ・コバレフ戦をよく覚えていないと言うのです。問題にしてなかったみたいな。本当かなあと思いました。(アルツール・ベテルビエフ)