レオ・サンタ・クルス(2)

レオ・サンタ・クルス

打ちつ打たれつする時に3つの面があるのです。回転速度で上回るか、パワーで上回るか、それとも的中率で上回るか。で、パワーはちょぼちょぼですよそんなに変わらない。しかし回転速度と的中率でサンタ・クルスの方が上なのです。(サンタ・クルスvsルイス)

文字通りいつものパターンですよね。相手をボディブローでずっと弱らせて、相手を失速させて、それでテンポアップして仕留める。(サンタ・クルスvsルイス)

ただレオ・サンタ・クルスみたいなタイプの選手はよく練習してスタミナ築いて、トレーニングでもこういう連打する練習を良くやっているんだと思いますよ。(レオ・サンタ・クルス)

あのボディブローはスペイン語で「ガンチョヒガド」と言うのですね。「ガンチョ」は左フックの意味で「ヒガド」は肝臓なんですね。だからサンタクルスはそれが上手いですね。良いところに当たってます。(レオ・サンタ・クルス)

レオ・サンタ・クルスと戦う時は打ち終わったらポジション変えないといけないです。顔面の位置を変えて、足の位置を変えて。ルイスは変えられてないので打ち終わりにパンチをくうのです。(サンタ・クルスvsルイス)

本当に上手いボディーパンチャーというのはそのボディブローで倒しますからね。やはりレオ・サンタ・クルスはコンビネーションパンチャーなのですよ。パンチをまとめて倒すタイプですね。(レオ・サンタ・クルス)

倒したパンチが当たった位置なのですが耳の真下なんですね。ここはあまり急所と言わないのですが、アメリカでは「Under the ear」と言ってここものすごい急所なんです。チン、ジョーと並んであそこ打たれると平衡感覚が取れなくなる急所なのです。(サンタ・クルスvsローマン)

このサンタ・クルスの足を見てください。ペタン、ペタン、ペタなんですね。もうちょっとスムーズにスッスッとミズスマシのような足さばきがあるともっと良い選手になりますね。フットワークが良くないのです。(サンタ・クルス)

サンタ・クルスはアメリカで人気があるのですよ。というのはオールアクションファイト。つねに何か稼働しているわけです。手を出している。動いている。試合がだれないでしょう。倒しきれない時でも常に常に打っているわけですよ。(レオ・サンタ・クルス)

むしろサンタ・クルスを攻略するにはスピードなのです。スピードでおもちゃにするくらい。出ばなパーン出ばなパーン、来たらカウンター。それくらいスピード差があれば攻略出来ますね。(サンタ・クルス)

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