覗き見ガードの間を抜く方法があるのですよ。あまり言いたく無いのだけど。あのねみんな早くナックルを返しすぎる。だからグローブに当たってしまう。相手との距離の真ん中まではそのままグローブを縦拳みたいな感じで真ん中通してそっからナックルを返すのです。それが上手かったのがクリチコです。
クリチコ弟にも勝っていますし、ワイルダーにもラストラウンドのノックダウンが無かったら勝っていただろうという風な接戦も演じていて実力者であることはみんな知っているのです。(タイソン・フューリー)
これまだ早いのですけど年間最高試合の候補ですよ。去年のクリチコvsジョシュアも倒し倒されであの試合も素晴らしかった。それに匹敵するとまで言いませんけど相似するすごい試合でしたね。(ワイルダーvsオルティス)
5ラウンド目のあのポイントには問題がある。クリチコはダウンは確かに取られたかもわからないけども、ダメージからすると圧倒的にジョシュアの方が深いのです。あれ10-9をつけなかったら10点法の価値が無いのです。(ジョシュアvsクリチコ)
(自らバンテージをハサミで切るクリチコに対して)あれ選手に自分で切らせるんじゃなしにトレーナーが切ってやればいいのに。(クリチコvsプーレフ)
クリチコの勝利に非難するつもりはないですけどちょっと悪い癖がありますね。左フックを打った後にプッシュしますね。あれアメリカで厳しいレフリーだったら注意されますよ。(ウラジミール・クリチコ)
ダウンを2度取った次のラウンドにしてはちょっとある意味では雑ですね。左をもっとついて相手を牽制するとか。作戦にポリシーが感じられないですね。(クリチコvsプーレフ)
ウクライナというのは今ロシアとの問題で非常に大変な状況なんですけどクリチコが素晴らしい戦いをして勝利をおさめるということは祖国の国民に対して激励になります。(クリチコvsプーレフ)
モチベーションと実力を維持して防衛を重ねるというのは難しいものがありますよ。案外ポカをやるのです。レノックス・ルイスもハシーム・ラクマンにポカやったでしょう。人間というのはそういう時があるのです。だから注意しなくちゃいけないのです。(ウラジミール・クリチコ)
エマニュエル・スチュワードは改造型トレーナーでウラジミール・クリチコなんかは非常にジャブが良くなったでしょう。レノックス・ルイスなんかもそう。改造型トレーナーと調整型トレーナーがいるのです。