エマヌエル・ナバレッテ(3)

エマヌエル・ナバレッテ

11ラウンド目を3名のジャッジが3人ともポイントをくれているようなラウンドでは無いですよ。というのは(ナバレッテは)空振りしながらもプレッシャーかけ続けていたでしょう。プレッシャーポイントが好きなジャッジもいるのですよ。(ナバレッテvsビラ)

ナバレッテは身長170cmで、リーチ183cmですよ。確かにリーチ長いですよ。(エマヌエル・ナバレッテ)

アメリカの記者でナバレッテをあまり評価しない人がいるのです。ドグボエは皆んなが言うほど大した選手ではない、それで5度防衛しているけど相手の質を見ろと。だから技術的にはまだまだ発展途上だと言うのですね。(エマヌエル・ナバレッテ)

「昔はハイペースでの防衛戦ってあったみたいですが、最近はナバレッテほどのペースってあまり見ないですね(鈴木アナ)」「ヒルベルト・ローマンとかイラリオ・サパタとか1月半くらいで次から次へ試合していましたよね(小泉)」

ナバレッテというのはやっぱりメキシコの選手ですね。当たらなくても連べ打ちみたいに手数出すところはルーベン・オリバレス的であるし、フットワークが良くて出たり入ったりするところはサルバドール・サンチェス的なところもある。ただ欠けてるのは緻密さ、的中率が悪い。(エマヌエル・ナバレッテ)

選手のセコンドしていて倒された次のラウンドに反撃していたと、そのラウンドは倒された方の選手が取っていたじゃないかと思うのですけど、ジャッジは前のラウンドのダウン、ましてはああいう強烈なダウンというのは引きずるのです。(ナバレッテvsビラ)

最近の傾向として皆んな軽い手数、速いコンビネーションで勝負しますからね。モハメド・アリ的なああいうフットワークを使う選手が割と少ないのですよ。(ナバレッテvsビラ)

かつてウィリー・ペップっていうフットワークの良いフェザー級の名チャンピオンがいたのですよ。サンディ・サドラーなんかと戦ったのですけどね。そういうテクニシャンの伝統っていうのがあるのです。(ナバレッテvsビラ)

ナバレッテの欠点というのはパンチが流れることなのですよ。その崩れたバランスをカバーするためにスイッチしたりするのです。(エマヌエル・ナバレッテ)

メキシコの選手はリカルド・ロペスもそうだったですけど、ロングのアッパーを打つんですよね。普段あれを打ち慣れていると避けられるのですよ。上から抑えつけて叩き落としできるのですけど。あれ普段打たれていないとくいますよ。(ナバレッテvsビラ)

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