ノニト・ドネア(2)

ノニト・ドネア

確かにドネアの左フックというのは武器なんですけど、まあ決勝まで残ってくるとは思わなかったですね。(ドネアvsヤング)

ただニコラス・ウォータースに敗れてからオーラがはれたといいますか、ドネアは恐るるに足らずという見方もあるのです。(ノニト・ドネア)

高柳さんドネアの前足を見てくだい。後ろ足は動かしていないのですけど前足で距離を調整しているのです。(ノニト・ドネア)

ドネアはアウトボクシングも出来るしインファイトも出来るし引き出しが多いですよね。攻めてよしカウンターとってよしですからね。(ノニト・ドネア)

パッキャオ真似て上の階級、上の階級と多階級制覇路線にいったのですけど結果的にウォータースに敗れてまた元に戻ったのですね。(ノニト・ドネア)

(比国のボクシング事情について)ホープをアメリカのプロモーターが青田買いする。パッキャオが全盛期に結構あったのですがその熱がちょっと冷めてきたかなという感じです。アメリカに連れて行ってテストマッチやらせたら結構テストに通らなかった。パッキャオに続いたのは結局ドネアだけでしょう。

今までのボクシングは打たせずに打つ、これが理想だったのです。最近は1段階上で打たせて仕留めるというパターンを持つ選手もいるのです。ゴロフキンがそう、ドネアも当てさせて打つ上手さがあるでしょう。でもこういう倒し方は将来的に危険なのです。だからやっぱり打たせずに打つのです。

過去のSバンタム級の世界チャンピオン同士の統一戦を調べてみたら案外多くないのですね。WBOのドネアがマゼブラと戦いIBFのタイトルを吸収しましたね。その後、ドネアはリゴンドーとやってベルトを取られたのです。そういう統一戦はありましたが歴史的には多くないのですね。

相手からするとドネアの左フックだけ気をつければ大丈夫だと思うのです。あまり主武器を固定しすぎると戦略的には良くないのです。右でも左でも倒せる、どんなパンチも怖いというのが良いのです。(ドネアvsセットウル)

ドネアの左フックはあれはドネアだから出来るのであってあれだけ自分のグローブ触るやいなや打つというのはよっぽどスピードの差がないと出来ないのです。(ノニト・ドネア)

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